シェアリングエコノミーの本質

シェアリングエコノミーという
考え方をご存知でしょうか。
 
 
 
日本語に訳すと「共有型経済」という意味で、
「所有するのではなく、共有する」という
概念なのですが、
 
 
 
例えばフリマアプリの
「メルカリ」を使っている方も
多いと思いますが、
 
 
 
「自分が不要なものと欲しい人へ譲る」
 
 
 
あれもシェアリングエコノミーに代表される
「共有」の概念になります。
 
 
 
自分のモノやサービスを、
必要としている人へ届ける。
 
 
 
必要なものを必要としている人へ
届けるということです。
 
 
 
自分が所有している何かを、
「使っていない時間」ってあると思います。
 
 
 
例えば、
車を所有しているけど土日しか使わない、
とかですね。
 
 
 
そんな時に、平日に車が必要な人へ貸し出して
レンタル料をいただくというのが共有型経済です。
 
 
 
 
居酒屋の店舗があったとします。
 
 
基本的には居酒屋の営業時間は夜だけですが、
飲食店をやりたいと思っている人と
昼と夜の12時間ずつ使うことができたらどうでしょうか。
 
 
 
昼間は飲食店として食堂を営業し、
夜は居酒屋として営業をする。
 
 
 
特に立地の良い場所は家賃も高いでしょうから、
2人で運営すれば家賃負担も半分で済みます。
 
 
 
設備や店舗の内装などの初期費用も大きいので、
これが同じ設備を使えることで
2倍に有効活用することができます。
 
 
 
シェアリングエコノミーというのは、
世の中がより生産性の高い社会へという
流れから生まれてきたものです。
 
 
 
一人ひとりがそれぞれ所有しているよりも
複数で共有したほうが生産性が高いからです。
 
 
 
資源が眠っていた生産性の低い時間は
より新しく生産性の高い時間へと
活用されることになります。
 
 
 
あなたが読み終えた本は、
まだ読んでいない人へ渡ることで有効活用されます。
 
 
 
あなたがもう着なくなった服も
それを欲しいと思う人の手に渡ることで
有効活用されるのです。
 
 
 
実は、民泊ビジネスもそうなのです。
 
 
 
沖縄に別荘を所有するよりも、
必要なときに「借りる」ことができればよい。
 
 
 
逆も然りで、別荘を使っていない間は別の誰かに
貸して利用料をいただく、など、
 
 
 
今までと同じ量の資源から
今よりはるかに多い量の価値が
生み出されるようになります。
 
 
 
資源が眠っていた生産性の低い時間は
より新しく生産性の高い時間へとシフトしていく。
 
 
 
これが、シェアリングエコノミーの本質です。
シェアリングエコノミーとはより生産性の高い経済のことなのです。
 
 
 
そして、今後はよりこの動きが加速するはずです。
 
 
 
今まではモノやサービスを売るのは
企業の仕事で、個人はあくまで消費者という
B to C(Business to Customer)
の世の中でした。
 
※B to Cとは「法人」対「一般消費者」の取引という意味です。
 
 
 
しかし、インターネットの普及により
C to C(消費者 対 消費者)という取引が拡大しています。
 
 
 
つまり、個人対個人で取引ができるようになったのです。
 
 
 
ネットを使えば、
自分が所有しているモノやサービスを
必要としている人を探すことが容易になります。
 
 
 
メルカリにあなたの不要品を掲載すれば、
欲しい人が買ってくれます。
 
 
 
あなたのが持っているスキルを
ランサーズで告知すれば、
必要な方から仕事の依頼が来ます。
 
 
 
そして直接取引をすることで、
そのニーズを解決するスピードが
格段に上がっているのです。
 
 
 
自分だけのものだった何かが、
ネットを使って必要な人に届き
その対価としてお金を受け取れるという社会が
現代にはあるのです。
 
 
 
絵を描くのが好きな人は、
似顔絵作成依頼があるかもしれませんし、
 
 
 
料理が好きな人は
料理レシピをネットで販売することもできます。
 
 
 
シェアリングエコノミーというのは
インターネットが普及した現代において、
必然的に生まれたより生産性の高い考え方なのです。
 
 
 
この本質を見極めながら世の中を見つめることで
あなたの生産性はグンと向上するはずです。
 
 
 
より高い生産性を考えるのに
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