人生はトレードオフ

昨日も似たようなことを
書いたのですが、
 
 
 
「トレードオフ」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 
 
 
何かをとるためには、
何かを捨てるということですが、
人生は取捨選択の連続です。
 
 
 
二兎を追うもの一兎も得ず
という言葉のように、
 
 
 
両方とも得ようとすると
どちらも思うような結果を
得ることができません。
 
 
 
ある人と過ごすには他の誰かと過ごす時間を
過ごす時間を捨てないといけないですし、
 
 
 
新しいことをやるなら、
そのための時間を捻出するために
今までやっていたことの時間を削ったり、
寝る時間を削ったりしていかなければなりません。
 
 
 
要は、何かを得ようとすれば
それ相応のものを犠牲にしなければ
ならないということです。
 
 
 
それは時間だったり、
人間関係だったり、
考え方だったりするわけです。
 
 
 
普段から意識しておかないと
なかなか実感できないのですが
どんな行為をするにしても、
必ず何かを代償にしているというわけです。
 
 
 
で、ここからが大切なのですが、
 
 
 
一歩新しい世界へ踏み出すときに、
他人は新しいことを始めようとするあなたを
止めようとします。
 
 
 
危ない、とか
失敗したらどうするの?とか
心配を装って止めにかかります。
 
 
 
人間は古いものに固執する傾向があって
現状維持メカニズムが働きます。
 
 
 
今の「心地いい状態」を
手放したくないというのが
たいていの人の心理なわけです。
 
 
 
あなたが別の場所に
行ってしまうとわかれば
そうならないように、
全力で止めるわけですね。
 
 
 
しかし、
人生はトレードオフですから
 
 
 
あなたが人生を変えるために
新たな行動を始めたなら、
 
 
 
これまでの行動や
人間関係を手放す決断も
必要になってきます。
 
 
 
極端にやる必要もありませんが、
このトレードオフの意識がなければ
どっちつかずの状態になり
ぶれてしまって結果を出すことができません。
 
 
 
全てはトレードオフなのです。
 
 
 
例えば、人生を変えるために
1年間は家族に我慢をしてもらって
資産の構築に専念する
というのもいいじゃないですか。
 
 
 
1年間、
家族に理解してもらえるくらいの努力をして、
残りの人生を豊かに幸せに生きるというのは
とても素晴らしいことだと思います。
 
 
 
昨日と真逆のことを
いっているようですが、
本質的な目標を見失わないような
意識をすることが大切です。
 
 
 
何か新しいことを始める時は
何を犠牲にしているかを考えながら、
 
 
 
トレードオフの意識をもって
バリバリ活動すると良いですね。