目標設定をすると、、、

人間は合理化をする生き物です。
 
 
 
目標を掲げれば、達成したいと思うのが人間です。
目標が達成できていないと不快に感じるからですね。
 
 
 
しかし、誰しも目標を掲げたけれど、
達成できなかった経験を持っているはずです。
 
 
 
ダイエットする!と決めたのに
挫折してしまったり、
 
 
 
英語を話せるようになる!
とレッスンを始めたのに続かなかった、など。
 
 
 
そして、掲げた目標を
達成できずに終わってしまったときには、
自己嫌悪になったりと「不快感」を感じたはずです。
 
 
 
実は、その不快感が大切で
前にも書きましたが「認知的不協和」というやつで
 
 
 
自分の思いや行動と矛盾することが
起きたときに感じる、不快な感情のことです。
 
 
 
人間は合理化をしようとする生き物ですから、
その矛盾を解決しようとするために
どちらか一方を否定しようとするわけです。
 
 
 
思いや信念が弱い場合には、
 
「まあ、痩せなくてもいっか」とか
「英語が話せなくても困らないしな」と、
 
 
自分の決めた目標を否定します。
 
 
 
逆に思いが強い場合には
 
「いや、絶対にやってやる!
絶対にやり遂げるんだ!」
 
 
と、目標を達成できない状況という矛盾を解消しようとします。
 
 
 
なので、何度も挑戦しているという人は
認知的不協和を感じたときには信念が勝ち
再度挑戦を続けているというわけですから、
諦めずにやり続ければ目標を達成できるでしょう。
 
 
 
ポイントは「やり続ける」
ということでもありますが、
 
 
 
最初に「目標を掲げる」というのが、
やはり目標達成するための最大のコツです。
 
 
 
目標が曖昧だと、できなくても「達成できなかった」
という実感が湧きにくいですから、認知的不協和を
感じることも微妙になり、そのまま消滅してしまいがちです。
 
 
 
マイナスのエネルギーというのは実は強力で、
怒りや憎しみ、悔しさを反動にすると
目標を達成しやすかったりするわけです。
 
 
 
ライバルに負けて
「あいつにだけは負けたくない」という
感情はすごいエネルギーを発揮しますよね。
 
 
 
そういうやつです。
 
 
 
目標を掲げれば、人間はその目標を達成するために
合理化を目指します。
 
 
 
達成できなければ不快感を感じますから、
そのエネルギーを利用して目標達成をするわけです。
 
 
 
達成できない時には、
 
 
「自分は今、認知的不協和になってしまっている」
 
 
と、この「認知的不協和」を思い出し、
目標を諦めるのではなく目標を達成することで
解決するようにしましょう。
 
 
 
そしてやはりその認知的不協和を感じるにも
そもそも目標を掲げることが大切ですから、
具体的に数値化して狙いを定めるといいですね。
 
 
 
オススメは「紙に書くこと」です!