格差社会は受け入れられるべき

 
中学の頃、
資本主義というものを
授業で学んだ時に、
 
 
 
先生が発した
「資本主義社会は犯罪でなければ何をやってもいい」
というワードが印象的でした。
 
 
 
何をして過ごしてもいいし、
どんなことを職業にしてもいい。
 
 
 
何時に起きてもいいし、
片道切符だけで旅行に行って
期間を決めずに旅を楽しんでも何でも自由。
 
 
 
ただ、
僕の大人になってからの
サラリーマンとしての生活では
そんな生活とは無縁の毎日。
 
 
 
文字通り、資本主義社会の
「そうではない方」にいた僕は
毎日タイムカードで時間を管理される日々で、
 
 
 
お金も時間もない毎日に
周囲との格差や劣等感を
感じることがかなりありました。
 
 
 
正直、資本主義システムなんて
クソだとも思っていました。
 
 
 
こういうとき、資本主義社会という
システムを受け入れて勝ち組になろうとする人と、
システムそのものを否定する人がいますが、
 
 
 
僕は幸せは平等であるべきという建前を持ちながら、
本音ではどうにか人生を変えたいと思って
行動していた記憶があります。
 
 
 
僕のような力のない個人が
システムを否定したところで
目の前の現実が変わるわけではありませんし、
 
 
 
毎月の生活費は容赦なく発生しますが、
会社からの給料は来月から増えるわけでもありません。
 
 
 
このままの生活を続けていても、
きっと人生は好転するはずがないと
確信はできていました。
(この意識を持てていたことはラッキーでした)
 
 
 
当時の僕が自由を手に入れる
現実的な方法は自分で投資やビジネスを
やるしかないと気づいていました。
 
 
 
「毒くわば皿まで」
 
 
 
どうせなら短期間で効率的に成功したいので、

なけなしのお金を教材やコンサルタント等に投資して、

毎日朝から晩まで猛烈に勉強と作業をしました。
 
 
 
すると自分でも予想しなかったペースで、

客観的に見ればシステム内の「勝ち組」
のほうに成ってしまいました。
 
 
 
 
 
「そうでない方」にいると
クソだと思っていたシステムでしたが、
そのシステムのおかげで今の生活を
手に入れることができました。
 
 
 
実際に色んな起業家に会って話を聞いたり、

学んでいく上で気づいたことは、
明らかに資本主義は社会を豊かにする
推進力になっているということでした。
 
 
 
 
資本主義社会では格差は拡大し続けると
批判する人もいます。
 
 
 
ひと昔前の僕なら、

「そうだ、資本主義はクソなんだ!」
と同様に批判していたでしょう。
 
 
 
しかし今は、格差が拡大すると聞いても、

「だからなんなの?」としか思わなくなりました。


 
 
 
資本主義社会で格差が拡大すると、

相対的貧困は増しますが、
絶対的貧困は減ります。
 
 
 
事実として、
世界的に格差が広がっていると言われる昨今、

「極度の貧困」人口はどんどん減っているし、

日本のホームレス人口もどんどん減っているのです。
 
 
 
とりわけ日本では国民が声を上げて
「豊かになってる実感がない!」
って言いますけど、認識してないだけで、
底辺側も確実に豊かになってきています。
 
 
 
今や多くの人が「生活が苦しい!」
って言いながらエアコンつけて、

テレビ見て、牛丼をお腹いっぱい食べてます。
 
 
 
コンビニ飯やコンビニスイーツは
どんどん美味しくなって、

レストランでこっそり出されても
気づかないのではないでしょうか。
 
 
 
家電の価格はどんどん安くなるのに、
性能は上がる一方です。
 
 
40インチのテレビとか、
昔は数十万円が当たり前でしたが、

今では5万円以下のものもたくさんあります。
 
 
 
お金がない人もみんな格安スマホを所有して、
快適にネットサーフィンしながら、

無料ゲームをどんどんダウンロードして
暇つぶしをしています。


 
 
 
YouTubeで動画は無料で見れますし、
月に1,000円弱で毎月映画も見放題です。
 
 
 
つまり、みんな10年前と比べて、
はるかにクオリティが高くて
選択肢の多い生活を送っているんですよね。
 
 
 
格差社会といわれる世の中で
最低限度の生活の水準が
どんどん上がっているのは
それは格差社会の上の方にいる人達の
営利活動のたまものです。
 
 
 
企業がせっせと商品を開発したり、
生産を効率化して価格を下げたり、
新技術に投資したりしてくれたおかげです。

 
 
 
そもそも資本主義社会で
お金をたくさん持っているということは、
それだけお金を払いたくなる何かを
社会に提供したってことです。
 
 
 
 
今ではGoogleやAppleの提供する
サービスに一度も触れない日は
無いと思います。
(iPhone、Googleマップ、メール、、)
 
 
 
GoogleやAppleは国家に匹敵する
富を手に入れましたが、

彼らは何も搾取していません。
 
 
 
人々は貧しくなるどころか、
GoogleやAppleのおかげで、

それまでより便利で快適な生活を
送るようになっています。
 
 
 
お金が社会にもたらした
価値の対価だと考えれば、
資本主義社会で富裕層が現れることは
むしろ好ましいことだと言えますね。
 
 
 
富裕層が増えれば増えるほど、
僕らの暮らしも便利になるからです。
 
 
 
彼らはせっせと、
僕らがお金を払いたくなるような
商品やサービスを提供してくれます。
 
 
 
企業や個人が儲けることを
制限しようとすることは、

企業や個人が社会に価値提供することを
制限しようとすることと同義です。
 
 
 
歴史を振り返っても、
旧社会主義圏と資本主義圏の争いで、
資本主義側のほうが圧倒的に
豊かになっていったのは、
当然っちゃー当然ですね。
 
 
 
富裕層があまりいないかわりに
絶望的に貧しい人が多数いる社会と、
超富裕層が多数いるかわりに
底辺でもそこそこの暮らしができる社会。
 
 
 
僕は後者のほうがマシかなと思うので、
経済成長に伴う格差拡大は
許容されるべきものだと思ってます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
P.S.
そして、資本主義社会における
「勝ち組」になることは誰でもできます。
 
 
 
運とか才能とかマジで関係ないです。
だって僕も同じこと(劣等感)を感じながらも、
行動だけはやめなかったことが
一番のラッキーだったと実感しているからです。
 
 
 
今日行動を始めたらそれが1日目。
3日、5日、10日、30日と続けてみたら
もう人生の方向が変わり始めて止まれなくなりますよ。
 
 
 
 
 
 
P.S.S
先日、宮古島でめちゃくちゃ美味しい
クラフトビールを飲んできました。
 
 
また近いうちに行きたいなー