パラダイムシフトで人生が変わる

多くの人は
自分の都合のいいように物事をみて
「いいこと」と「悪いこと」を
判断しています。
 
 
 
そういう人はいつでも
「できなかった理由」を
人のせいや環境のせいにします。
 
 
 
あの有名な「7つの習慣」でも
著者はこう言っています。
 
 
“私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく
私たちのあるがままの世界を見ているのであり、
自分自身が条件づけされた状態で世界を見ているのである。
相手と意見が合わないと、相手の方が間違っていると
瞬間的に思う“
 
 
 
現在、コロナ感染拡大により
 
○このままでは医療崩壊する
○自粛よりも経済を回すべきだ
○早く緊急事態宣言を出すべきだ
 
など、
いろんな意見と批判が飛び交っていますが、
それぞれにそれぞれの立場があるので
これが正解、というのは難しいでしょう。
 
 
 
ただ、だからこそ、
自分の置かれた状況や環境が
どんなに困難だったとしても
自分の外側に責任を求めるのではなく
自分の内面を見つめ直しつつ
生きていきたいですね。
 
 
 
人は誰しも、過去の経験や知識を参照して
世界を見ています。
 
 
 
どんなに「自分は客観的に見ている」といっても、
「事象を自分が見たいように見ている」という
呪縛からは逃れられません。
 
 
 
この真理に気付かない人は、
自分の正しさを疑わないから、
物の見方が狭くなります。
 
 
 
よく、上司の愚痴や文句を
言っている人は、
仕事でうまくいかないことを
職場や上司のせいにしますが、
 
 
 
そういう人は
「自分だけを」大切に見ていますから
ますます周囲から避けられて
状況はいつまでも改善されないはずです。
 
 
 
現状があまり良いとは言えない人は、
物の見方が狭くなっているかもしれません。
 
 
 
人生をより良くしたいなら、
物の見方を変えましょう。
 
 
 
これが、
「パラダイムシフト」です。
 
 
 
パラダイムとは、
物の見方(See)のことで、
世の中の物事を見るときに
基準となる考え方で、
 
 
 
人は誰でも自分のパラダイムを持っていて
それが自分の行動や態度の源にあります。
 
 
 
もし自分が思うような生活を送れていないなら
自分のパラダイムに問題があります。
 
 
 
自分が正しい、相手が間違っているという
パラダイムを持ち続けていては
現状は何も変わりません。
 
 
 
自分の外側ではなく
自分の内面が正しい原則に基づいているか
どうかに気をつけましょう。
 
 
 
正しい原則とは、
国や時代を超えても
誰もがその価値を認めるもの。
 
 
 
誠実さとか、
勇気とかですね。
 
 
 
自分の物の見方が
批判的になっていたら、
正しい原則から外れているかもしれません。
 
 
 
自分の外に原因(責任)を求めるのではなく、
自分の内に機会を見出すことで、
正しい原則に沿って生きていくことができます。
 
 
 
 
P.S.
 
コロナが拡大するにつれて
宿泊予約のキャンセル連絡がポツポツと
来るんですが、
 
 
 
「こんな状況だから、
当然にキャンセル料はかかりませんよね?」
 
 
 
といった連絡をいただくと、
「!!!」という気持ちになるんですけど、
 
 
 
そこをグッとこらえて
 
「はい、今回は大変残念ではありますが、ぜひ、またのお越しを心よりお待ちしております。お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。」
 
と返信すると、
 
 
 
「コロナが落ち着いたら必ず利用させていただきます。キャンセルする身で恐縮ですが、必ずこのような時期は終わりが来るのでどうか頑張ってください!!」
 
 
 
 
どんな状況でもスマートに、
正しい原則に基づいて物事を見ることで、
より良い結果に繋がっていきます。