何を基準に行動しているか
今日は行動をする上で、
多くの人が陥ってしまいがちなことを
話してみたいと思います。
あなたは行動する際に何を基準に
「やる」「やらない」
を決定していますか？
好き・嫌い
やりたい・やりたくない
楽だから・しんどいから
などを基準に自分の感情で
やるかどうかを決定している人が
とても多いですが、
これは注意が必要です。
僕は以前にせどりや輸入転売で
月に20万円くらい利益を出せるようになって
「これは儲かるな」と続けていたことが
ありましたが、
僕が転売やせどりが好きだったかといえば
どちらかというと作業自体はとても嫌いで
正直「とても大変で疲れるな」と思っていました。
最初はFXとか株式取引とか
スマートに稼ぐ人を夢見て
取り組んだこともありましたが、
為替やレートを見続けることが
本当に大変で、
何が何に起因してこうなるのか
当時はわからずに
ほとんど稼ぐことが
できなかったんですよね。
不動産投資に出会って、
民泊ビジネスを知ってからも
オープンまでに色々とやるべきことを調べて、
「うわ、部屋の中にベッドを置くだけじゃなく、
保健所への申請や検査があるのか。
面倒くさいな・・・・」
と、思ったわけであります。
宿泊できる部屋を用意すれば安く宿泊できることを
希望する人たちが来るかと思っていたのに
色々と調べていくうちに
奥が深いことも知り、
「まあ、やるべきことをやるしかないか」
と思い、やってみたら上手くいったわけです。
民泊がやりたかったから始めたという
わけではないんですよね。
民泊は稼げると聞いたから
頑張ってやってみた、というのが
本当のところな訳です。
ベッドやソファ、家具家電を買うのも
安くはないし、シーツ類もこんなに買って
誰も泊まりに来なかったらどうしよう？
なんて思っていたわけですが、
まあやって見ると大変なこともありましたが、
月に100万円以上の売上を上げることができて
頑張って良かったなと思っているわけです。
最初から稼げるとは思っていなかったのですが
ある程度情報収集をして、
やりながら改善に改善を重ねていくことで
割と早く結果に繋がっていったんですよね。
もし僕が、あの時に
「いやいや、保健所の検査なんて
いちいち細かいことを言われそうだし、、」
って思ってたら今はなかったことでしょう。
やりたいことをやって
好きなことをやって成功する
っていうのは確かに誰もが
そうでありたいと思っているわけですが
そういうのは
最初からそういうわけではないんですよね。
民泊ビジネスを教えている今でも、
「清掃は宿泊業・宿泊サービスにおいて最も
重要なポイントなので清掃担当者の仕事の
品質チェックは絶対に妥協しないでくださいね」
「ゲストが喜ぶようなおもてなしを
1つでも多く取り入れると予約に繋がりますよ」
と売上に直接影響することをお話しても、
「チェックに行くのが面倒くさい」とか、
「今は忙しいので時間ができたら取り入れてみますね」
という人も多くて、、
「面倒くさい」とか
「忙しいから後で」とか
多くの人は感情で物事を
取捨選択しようとするわけです。
宿泊ゲストからのフィードバックを調査したり、
売上の好調な物件の特徴をみていると、
「清潔感があって快適だった」
「ドリンクやお菓子まで準備してくれていて感動しました！」
と、常にキープされている清潔感や
おもてなしがかなり効果を発揮しているなと
確信しているのですが、
それをお伝えしても、
まあ実践される人は驚くほど少数で。。
やはり最初の自分の感情論で
物事を意思決定してしまっている人が
山ほどいるわけです。
民泊ビジネスに関してだけではなくて
これはほとんどのビジネスにいえること
だと思っています。
嫌い
やりたくない
面倒くさい
という感情で取捨選択をしてはならず
感情で判断しているうちは
何も成功できないどころか、
どんなチャンスも掴むことはできません。
あれもイヤ
これもイヤ
で、どんどん選択肢がなくなってしまうわけですね。
大切なことは
選ぶ基準を変えることで
それは必要かどうか
それは重要かどうか
このように、自分にとって、
そして自分の未来にとって良いかどうかで
考えることが大切ですね。
人生をよくしてくれること
人生を変えてくれること
望む未来にするために
やらなければいけないことは
たいてい大変なことばかりで、
でも必要なんです。
「良薬口に苦し」
ですね。
何をやっても
楽しいこともあれば辛いこともあるので、
別にそれが好きか嫌いかは重要じゃありません。
というわけで、
もしも現状があまりよくないと
感じる場合には、
今の自分の取捨選択の基準を
見つめなおしてみてはいかがでしょうか。
きっと人生が変わり始めるはずです。
