時間にルーズな人は成功のバスに乗り遅れる

打ち合わせやミーティングをする際は
モスやマックなどで相手と待ち合わせをします。
 
 
 
しかし、ときどき
約束の時間に遅刻をしてくる人がいます。
 
 
 
その方とはこれまで3度ほどお会いしたのですが、
毎回必ず5分ほど遅刻をしてきて
「遅れてすみません」と、お会いするたびに言います。
 
 
 
交通事情などもありますので
遅刻をしてしまうこともあるでしょう。
 
 
 
しかし、僕が逆の立場だったら
必ず事前に相手へ「すみません、5分遅れます」と連絡をします。
 
 
 
そうすれば、相手は5分間で
別の仕事や、本を読んだりと
スキマ時間を有効に使うことができます。
 
 
 
もちろん遅れないほうがいいわけですが。
 
 
 
ただ、この方は毎回遅刻をしますし
事前の連絡なども一切ないので、おそらく
時間にルーズな方なのだと思います。
 
 
 
約束の時間を守ることは、
相手の時間を尊重するということです。
 
 
 
相手側に立ってみると、自分の時間を
尊重してくれない人は尊敬に値するかどうか。
 
 
 
約束というのはひとつの契約といえます。
 
 
 
約束の時間を守れない人は、
時間に無頓着といえますし、
仕事にも無頓着だと思われても仕方なく
 
 
 
そんな人に大事な仕事を任せようとは
誰も思いません。
 
 
 
残念ですが、僕もこの方には
大切なお話をしようとは思いませんので、
お会いすることは無くなりました。
 
 
 
 
こんなお話があります。
 
 
ワシントン大統領が、
秘書のひとりが遅刻の理由を
時計が狂っていたせいにした時、
こう答えたそうです。
 
 
「それなら、ただちに新しい時計に代えることだね。
さもなければ、私のほうで秘書を新しい人間に
代えなくてはいけなくなるからね」
 
 
 
時間を守れない人は、相手の時間を不当に
浪費していることになるのです。
 
 
 
幸せに成功している人たちはみな共通して、
心を満たすには、
 
○お金
○時間
○健康
○人間関係
 
の4つの自由が欠かせないと考えています。
 
 
 
そして、この中でもとりわけ「時間」を
大切にしています。
 
 
 
当然、時間を奪うような人は、
成功者たちからは敬遠されます。
 
 
 
約束をすっぽかす人は論外ですし、
遅刻する人や同じ質問を何度もする人も
やはり嫌われます。
 
 
 
あまり意味のない会合も然りです。
 
 
 
先日、
僕の尊敬している起業家(Aさん)が
新しい案件ミーティングの席で
僕に顧客を紹介してくれました。
 
 
 
そして一通りの打ち合わせが終わった後、
顧客と僕が話をしていると、
 
 
 
何度か同じ話がループするような感じで
他愛もないような話題が展開される時間が
流れていました。
 
 
 
そんな時、Aさんが立ち上がって
 
「僕は先に退席しますね。
うまくいくといいですね」
 
といって、先に帰られました。
 
 
 
この場で必要な会話は全て交わされた後でしたし、
確かに話が繰り返されているなと感じていたので、
僕はすぐに気がつきました。
 
 
 
Aさんは自分の時間を大切にしているからこそ
もう自分がこれ以上はこの場にいる必要はないと
判断して帰られたのです。
 
 
 
たいていの人は、その場の空気を読みながら
だらだらと話し続けてしまうと思いますが、
 
 
 
やはり成功している人は時間に対する意識が
全く違うのです。
 
 
 
自分の時間を大切に生きると、
だらだらした時間がなくなります。
 
 
 
さらに「他人の時間を大切にする」
という意識を持つだけで、それにふさわしい
例えばたった30分会っただけでも
すごい価値をもたらしてくれる人が
あなたの人脈に加わってきます。
 
 
 
そして、あなたの人生が何倍も濃く
充実したものになっていくのです。
 
 
 
あなたは「時間」を大切にしていますか?