火事場のバカ力

火事場のバカ力ってご存知ですよね。
 
 
 
火事が起きた時に、信じられない力が
でるといわれているあの力ですが、
 
 
 
非力な女性でも、火事場で
タンスを持ち上げて外に出すような
非常時に発揮するといわれるあの力です。
 
 
 
実は、脳の力にもそういう火事場のバカ力
というものが存在しています。
 
 
 
多くの人は普段から
頭を使ってものごとを考えることが苦手です。
 
 
 
なぜなら、頭を使うことは面倒なことであり
できれば使わないほうが楽だからです。
 
 
 
人生を幸せにするとか
ビジネスで成功するとか
どんな局面においても
 
 
 
頭を使って発想をしながら、
問題解決をしていくことで結果が出るものですが、
 
 
 
多くの人は問題解決をすることに慣れていないのです。
 
 
 
学校や会社の仕事においても
まず前提として答えがあり、基本的には
その答えになるように従わされて人は生きています。
 
 
 
だから、世の中で普通に生きていると
独創的な考え方をしたり、問題解決を求められたり
という状況は意外と少ないのです。
 
 
 
今回のコロナウイルスによる影響で
これから多くの人が普段と違う環境に
追い込まれてくると思います。
 
 
 
会社にとっても、このような事態は
予想できたものではありませんし、
 
 
 
実際に多くの会社が決算を終えて
今期の業績見通しの中にコロナウイルスによる影響を
「数値」として盛り込むことができていません。
 
 
 
理由は、「予測が困難」だからです。
 
 
 
大きな体力のある企業でしたら、
1期くらいの赤字でももつでしょうが
 
 
 
それ以外の企業はたとえ1期の赤字でも
状況次第では確実に固定費である人件費を
削ってきます。
 
 
 
そうなると、多くの人の収入が減り
最悪はクビになってしまい、
新たな仕事を探すはめになるかもしれません。
 
 
 
実際にもう既にそういう状況に
なってしまっている人もいます。
 
 
 
「時間はかかっているけど、いつかは収まるだろう」
 
 
 
と考えている人はかなり多いと思います。
 
 
 
ただ、いつかは収まるかもしれませんが、
収まった後の世の中は、
以前とは違う世の中に変わっているはずです。
 
 
 
必要に迫られてリモートワークを
実践する会社も多く出てきました。
 
 
 
リモートでできる、
会社にいなくてもできる、とか、
 
 
 
やってみたら、この仕事のポジションは
意外となくても問題なさそうだな、とか、
 
 
 
今回のような感染症に備えて
仕事の在り方すべてを見直す、とか、
 
 
 
そういった社会の動きは
確実に広がってくるはずです。
 
 
 
今後の予測ができないこの状況で
私たちはどうするか。
 
 
 
こんな状況だからこそ
脳の火事場のバカ力を使うのです。
 
 
 
自粛期間中、あなたも普段より確実に
家にいる時間が増えているはずです。
 
 
 
YouTubeなどをみて過ごすのも
いいですが、
 
 
 
こんな状況でも
自分で生き残るための行動を起こしましょう。
 
 
 
スマホやPCで誰でもいつでも情報に
アクセスできる時代です。
 
 
 
こんなこともできるんだという、「情報を知る」
だけでもアイデアが浮かぶきっかけになります。
 
 
 
情報を集めれば、
脳にインプットされる知識が増えます。
 
 
 
知識が増えてくると、見える景色が変わりますよ。
 
 
 
脳の火事場のバカ力、上げていきましょう。