自分の頭の中の「現実」

三羽の鳥が垣根にとまっていました。
 
 
そのうちの二羽が
「どこかへ飛んでいこう」と決めました。
 
 
 
さて、残っているのは何羽でしょうか?
 
 
 
 
 
 
 
答えは、、、、
 
 
 
 
 
 
 
「三羽」です。
 
 
 
「何かをしよう」
と決めただけではそうするとは限らないからです。
 
 
 
 
世の中の多くの人は、
 
「痩せたい」
「英語が話せるようになりたい」
「お金持ちになりたい」
「人生を変えたい」
 
と望んでいても、
実際に行動を起こす人はほとんどいません。
 
 
 
それは、
 
「失敗したらどうしよう」
「失敗したら恥ずかしい」
「失敗して笑われたくない」
 
という、失敗したくない意識が働いているからです。
 
 
 
私たちは小さな頃から
「失敗はいけないことだ」と教えられてきました。
 
 
 
学校のテストでは
はっきりと正解or不正解があり、
良い点数や良い成績をとるためには
正解こそが求められるからです。
 
 
 
しかし、人生の多くの場面では
これが正解というものはありません。
 
 
 
人間というものは、
間違いを犯すことで学んでいく生き物です。
 
 
 
成功者といわれる人たちの中にも
一度も失敗したことのない人はいません。
 
 
 
みんな失敗を繰り返しながら、
その中の数少ない成功をつかみとるために
試行錯誤をしています。
 
 
 
「金持ち父さん貧乏父さん」の本のなかで、
金持ち父さんもこう言っています。
 
 
「勝利の戦略には失敗が
含まれていなければならない。
一度も失敗せずに常に勝つことを
期待するのは敗者の『現実』だ。」
 
 
 
成功をつかみとる人は、
行動すれば必ず失敗することがある、
ということを計算にいれて行動しています。
 
 
 
成功をつかみとるために、
「失敗」を受け入れているのです。
 
 
 
◯失敗がこわくて、何も行動しない人
◯失敗を繰り返しながら、目的達成に向かって前に進む人
 
 
 
95%の人間が前者で、
後者はたったの5%です。
 
 
 
それぐらい、行動しない人がほとんどなのです。
 
 
 
あなたも行動を起こすことができれば、
5%の成功している人の仲間入りができます。
 
 
 
だれでも成功するために
必ず失敗をしているということを
自分のなかで府に落とすことができれば、
失敗を経験し始める覚悟をもつことができます。
 
 
 
これを自分の頭の中の「現実」に入れるのです。
 
 
 
頭の中に自分の相場は
年収500万円くらいと思っている人は、
年収5,000万という「現実」は頭の中にはありません。
 
 
 
しかし、行動できる人は、
年収5,000万と聞いて、それは無理だと思う代わりに、
年収5,000万以上の人についての本を読んだり、
そういう人達にどうやってなれたのかを聞いたりします。
 
 
 
重要なのは年収5,000万という数字ではなく、
あなたの中にある現実を変化させることです。
 
 
 
自分は年収5,000万になれる人間だ、
と思うことができれば、その現実を達成するために
あなたの脳が働き出します。
 
 
 
脳にレバレッジがかかり、
行動にもレバレッジがかかっていきます。
 
 
 
「敗者とは負けるのが悪いことだと思っている人だ。
どんな犠牲を払っても、負けるのを避けようとする。
敗者が負け続け、勝者が勝ち続ける理由は単純だ。
敗北が勝利の一部であることを勝者が知っているからだ」
 
 
 
あなたは行動する人ですか?
それとも失敗を怖れる人ですか?