ランチのメニューは即決しろ

常に、判断・決断をするというのは
実は精神力や体力を使っています。
 
 
 
物事に対して「意思決定」をするのは、
実は大変な労力なわけです。
 
 
 
だから、人間は習慣に従います。
 
 
 
いつもの習慣に従えば、
判断するという作業がいらないので
とてもラクだからです。
 
 
 
ルーティンというやつですね。
 
 
 
会社から家までの帰り道で
「ここを曲がって、次を左折して、、、」
なんて意識しないですよね?
 
 
 
それは、
無意識に行えるあなたの習慣だからです。
 
 
 
しかし、生きていれば習慣だけで
過ごせるわけではありません。
 
 
 
仕事においても人間関係においても
「どうするか」という判断・決断を
下さなければならない場面もあるわけです。
 
 
 
そしてその「意思決定」には
やはりそれなりのエネルギーを使っています。
 
 
 
しかし、たいていの人は
判断すること、決断することに
慣れていません。
 
 
 
さっきも言ったように
人間は習慣に従う生き物なので
できれば判断することを避けたいからです。
 
 
 
「この判断は正しかったのか?」
「後で後悔しないだろうか?」
「批判されないだろうか?」
 
 
 
こんなことを考えたくないので、
できる限り判断することから
逃れたいと思っています。
 
 
 
こんなことに悩むなら、
人の意見や指示に従うほうがラクなわけです。
 
 
 
しかし、人生を豊かなものにしていくためには
常に判断・決断していくことが大切です。
 
 
 
人生の時間は有限ですから、
「これだけは必ずやる」と決めることも必要ですし、
 
 
 
逆に、
「これはやらない」と決めて、
選択と集中をしていくことが、
 
 
 
成功するために
重要な意思決定だったりするからですね。
 
 
 
 
 
昔に本で読んだような気がするのですが、
「ランチのメニューは2秒で決めろ」
という文章がありました。
 
 
 
理由は、
ランチのメニューをどれにするかなんて
迷っている時間もムダだし、
成功する人は常に即断即決だ
というようなメッセージだったと思います。
 
 
 
「今日はAランチにしようか、
Bランチにしようか、うーん、それともCランチ?」
 
 
 
なんて思いながら過ごしている人に
重要な場面で的確な「意思決定」が
できるはずがないということです。
 
 
 
僕は早速取り入れて実践していました笑
 
 
 
会社の階下に食堂兼ランチタイムは
お弁当を売っているお店があり、
いつも数種類の弁当が用意されていました。
 
 
 
僕は店頭に着くなり手を伸ばして
「コレでお願いします」と、
ほとんど見もせずにお弁当を購入するということを
繰り返していました。
 
 
 
悩まない分だけ時間が手に入りますし、
判断・決断することのトレーニングにもなります。
 
 
 
チリも積もればで、
小さな決断を繰り返していくことで
意思決定する力がついていきます。
 
 
 
何か新しいことを始めようとしたとき、
 
 
「興味はあるけど、
どうなるかわからないから
(できるかどうかわからないから)
やめておこうかな」
 
 
と悩んでしまう人は、
決断することから
逃げているという状況です。
 
 
 
「まずは、やってみるか!」
 
と、小さく一歩踏み出せる人が、
やがて大きく人生を変化させていきます。
 
 
 
自分で決めて毎日を生きると
清々しい気分でいられますよ。
 
 
 
P.S.
弁当のメニューを見ずに決めていたおかげで
苦手だったきんぴらごぼうが食べられるように
なりました。
 
あれ、美味しいですね。。。
舌が大人になっただけかもしれませんが笑