全てのものは2度つくられる

たとえば家を建てる時は、
まず頭の中で完成後をイメージして設計図をつくります。

 

その後、
実際に工事が行われ、家が完成します。

 

頭の中でつくられたものを知的創造、
実際に出来上がったものを物的創造とよびます。

 

呼び方はたいして重要ではありませんが、
これは人生を生きる上でも大切な創造力です。

 

人生の方向性をイメージして(知的創造)、
毎日をどう生きるか(物的創造)

 

この2つの創造で、
人生がつくられていき、
彩られていきます。

 

かの有名な「7つの習慣」でも、

「終わりを思い描くことから始める」

ことを習慣としてあげていますが、
これは知的創造の部分です。

 

自分の人生をどのようにしたいのか
人生の終わりにどんなことを達成したいのか
 
 
 
まず、知的創造ができていなければ、
思い描いた人生を生きることはできないはずです。

 

人生の知的創造とは、
人生の脚本をつくること。

 

自分の生き方は自分で決められるのに、
多くの人がそれを忘れ、
無意識に他人が決めた脚本通りに生きています。

 

そして、人生の終わりに後悔する。

 

そうならないように、
自分の人生の脚本をつくる責任を自覚しましょう。

 

あなたの人生の主人公は、
間違いなくあなたです。

 

 

こんな逸話があります。

 

あのウォルト・ディズニーは、
ディズニーランドを夢見てつくり始めましたが、
完成前にこの世を去ってしまいました。

 

ディズニーランドが完成した後、
記者がウォルトディズニーのお兄さんにこう聞いたそうです。
 
 
 
「弟さんも、完成したこの夢の国を見たかったでしょうね」
 
 
 
しかし、お兄さんはこう答えました。
 
 
 
「いったい何を言っているんだよ。
弟の頭の中ではもうディズニーランドはとっくに完成していたんだよ」
 
 
 
まずは、頭の中で
あなたの理想の人生をつくりましょう。

 

そして、その人生を実現するために
僕たちは行動をしていくだけなのです。