歩みののろいカメでも、、、

うさぎとカメの寓話は、
ご存知ですよね。
 
 
 
2匹がゴールまで競争する過程で、
明らかにスピードで優位性のあるうさぎが
途中で寝入ってしまい、
 
 
 
その間にカメがせっせと前進を続けて
ゴールして勝つというお話です。
 
 
 
このお話は、人生における色々なことを
揶揄したものだととらえられますが、
 
 
 
怠けたり、途中でやめたりすると
いい結果につながらないし、
 
 
 
逆に、
あきらめずに努力をすること
一歩一歩前進することで
いい結果につながるということを
教えてくれます。
 
 
 
普段の生活のなかでも
やりたくないな
面倒くさいな
と思いながら、やめてしまったり
やらなくなってしまったことも
あると思います。
 
 
 
毎日、読書を続けようと思っても
途中まで読んでそのままにしてしまっているとか、
 
 
 
ビジネスを学んで稼げるようになろうと思って
張り切って始めたのに、面倒くさくなって
もうしばらくやっていないとか、
 
 
 
○○Kgまで痩せる!と決意して
糖質ダイエットを始めたのに
制限した生活が嫌になって
他のダイエット方法を探し始めているとかですね。
 
 
 
人間というものはみな一緒なので、
誰も特別なものではなく
こういう状態になってしまうことは
誰にでもあることです。
 
 
 
ただ、大切なのは
そこから逃げないということですね。
 
 
 
ダイエットに関していえば、
制限した生活がつづき、
ストレスがたまって爆発してしまい
 
 
 
「もう制限した食生活はこりごりだ」
と思っている自分を、とりあえず
認めることから始めるのが大切です。
 
 
 
「やりたくない」とか
「そもそも痩せなくていい」とか
「制限したら体に悪い」とか
 
 
 
そういうふうに事象を否定してしまうと
結局、元の木阿弥ですから
逃げずに認めることが大切です。
 
 
 
「自分も人間だから、
そう思ってしまうのも仕方ない。
やりたくないことを面倒くさがってしまうのは当たり前だ」
 
 
 
と、一旦自分を認めてあげることですね。
 
 
 
自分を認めてあげたあとに、
うまく続けられなかったことを見直して
 
 
 
例えば、
毎日糖質制限をするのではなくて、
1週間の総摂取量を減らそう
 
 
 
というふうに、
自分が継続できそうなやり方に
変えて実践してみるんですね。
 
 
 
毎日食べるときに制限するのは
嫌な気持ちになるなら、
 
 
 
1日おき、2日おきとかに
摂る量を減らすことで
続けられる可能性は大きくなるわけです。
 
 
 
嫌な気持ちを隠さずに
そして無理せず、
 
 
 
やめてしまったダイエットを
やらなければ、そのまま太ってしまいますから、
 
 
 
少しずつでいいから再開しようと
リスタートをするわけです。
 
 
 
立ち止まってしまえば永遠にゴールすることは
できませんが、またとぼとぼと歩き始めて
ゴールに進むという感じですね。
 
 
 
止まってしまうことも当然あります。
人間ですから。
 
 
 
でも、三日坊主も10回繰り返せば一ヶ月になります。
止まらなければ、ゴールに近づくんですよね。
 
 
 
もちろん、
3歩進んで、2歩下がる
では、全然進んでいないですし、
 
 
 
少しサボりすぎな感があるので笑
せめて、5歩進んで1歩下がるくらいの
ペースは欲しいですよね。
 
 
 
コツはとにかくあきらめない。
 
 
 
止まってもいいし、嫌になってもいいし、
でもひとしきり休憩したら再スタートを切る
ということが大事ですよね。
 
 
 
みんなだんだんとペースが遅くなって
やがて止まってしまい、
しばらく時間が経ってから最初からやり直す
というのがほとんどです。
 
 
 
でもそれでは一旦ゼロになりますから
全く進んでいません。
 
 
 
せっかく少しでも積み重ねて
構築したものを崩さないように
そこだけは大切にしないとですね。
 
 
 
いやだと思っても
やりたくないと思っても
自分を認めてあげてください。
 
 
 
そして、立ち止まってしまってもいいから
ひとしきり休んだらまた少しずつ始める。
 
 
 
人生はこれの繰り返しで、
そうやって積み上げていけば、
人生は変わっていくものです。
 
 
 
「歩みののろいカメでも、正しい道さえ通れば
まちがった道を行く競争相手に勝つことができる。
だから、熱心に努力さえしていれば、進歩が
遅くとも気に病む必要はない」
 
 
 
前進あるのみですね。