教わるということ

先日、娘とこどもの国(動物園)へ行ってきました。
 
 
 
動物が好きな娘は、興奮しながら
ライオンやカンガルー、カモや鯉に餌やりなどをして
楽しんでいました。
 
 
 
動物園のスポットの一つとして
「釣り堀」がありました。
 
 
 
「2人で釣りをしよう!」と、
飼育員さんから釣りセットをレンタルして
釣り堀に向かいました。
 
 
 
僕は釣り経験がほぼゼロです。
 
 
 
しかし、
竹竿に単純なしかけのついた釣りセットでしたので、
釣り針にエサをつけて投げれば釣れるだろうと思っていましたが、
 
 
 
これがなかなか釣れません泣
 
 
 
魚がエサを食うのですが、
すぐに餌がとれて逃げられてしまうのです。
 
 
 
なんとかエサがとれにくいように
うまく釣り針にセットしたいのですが
釣り経験ゼロの僕はコツがわかりません笑
 
 
 
娘が、
「スタッフのお兄さんに教えてもらおうよ」
と言い出しましたが、
 
 
 
僕は、
「ちょっと待って。上手くいく方法を見つけるからね」
 
 
 
と、試行錯誤しながら
(いつかうまくいくだろう)
とチャレンジしていると
 
 
 
「知っている人に聞いた方がいいんだよ」
と、娘はスタッフのお兄さんを呼びに行きました。
 
 
 
若干、頼りない自分を情けなく思いながら
一人待つことに笑
 
 
 
そしてスタッフの方が来てくれて、
エサがとれにくいような付け方を教えてくれたり、
水と混ぜながら捏ねると良いという
アドバイスをしてくれました。
 
 
 
その後、無事に魚が釣れるようなり、
娘も大興奮で、帰りの車でも「楽しかった〜」と、
満足げでした。
 
 
 
 
子どもは常に目の前のこと全てを
「学ぼう」という姿勢でいます。
 
 
 
できないことやうまくいかないことは、
「どうすればできるか」をシンプルに、
 
 
 
「できる人に教えてもらおう」という
素直な姿勢でいるからだと思います。
 
 
 
頭の使い方が柔軟だからこそ
全ての人や物事から学ぼうという考え方が
できるわけです。
 
 
 
大人になって少々頭が凝り固まってくると、
自分のレベルと合わないことを知ると、
すぐに挫折したり諦めたり、
偏った学びしか得られなかったりします。
 
 
 
そこには自分のこれまでの経験から
構築してきた自分自身の価値観があって、
これを揺さぶられるのは気持ちのいいものでは
ないからです。
 
 
 
しかし、
人生は「学び続けること」が大切で、
学ぶためには頭を柔軟にしておく必要が
あるわけです。
 
 
 
釣りをした時の僕は
「もう少し自分の考えてやってみるわ」
という状態でしたが、
 
 
 
娘は
「できる人から教えてもらおう」
という姿勢でいました。
 
 
 
どっちが先に釣れるかは明確なはずですが、
不思議と自分の考えにこだわってしまうのが人間なんですね。
 
 
 
○こだわり
○執着する
○固執する
 
 
 
こういったものを捨てて、
「わからないことは教えてもらう」
という姿勢でいると、
常に学び続ける賢者になれます。
 
 
 
○こだわらない(執着、固執しない)
○謙虚さ
○素直さ
 
 
 
を常に持っておくといいですね。
 
 
 
あなたの周りにいる人も
あなたに何かを教えてくれる「師」であることを
忘れてはいけません。
 
 
 
偉業を成し遂げた成功者だけに学ぶのではなく、
愚行に走る人からは反面教師として学ぶことができます。
 
 
 
今回は娘の素直さから学んだ有意義な日でした。