話の長い人は嫌われる

世の中には話の長い人がいます。
 
 
 
要点を整理して伝えればいいのに、わざわざ
 
「自分はこう考えて、こういう結論を出している」
 
と、言葉にしなければ気が済まない人です。
(ただ話をまとめられない人もいますが)
 
 
 
 
人間は自分の話をしたがる生き物です。
 
 
 
自分の考えを話していて相手が頷いていると
気持ちがいいからです。
 
 
 
「相手が自分のことを認めている」
「他人から認められたい」
 
 
 
という承認欲求の現れでもあり、
その快感を得たいがためにだらだらと
自分の考えを話し続けるのです。
 
 
 
人間は誰でもそうなので、
多少は仕方がないのですが、
 
 
 
話の長い人の相手となって聞く人は
たまったもんじゃありません。
 
 
 
コミュニケーションとは、
双方の考えや意見を交わしながら
建設的に積み上げていくものですが、
 
 
 
話の長い人というのは
一人よがりなため相手を言い負かそうと
必死です笑
 
 
 
相手の意見を聞き入れたり、
自分の考えを上回られてしまうと
自分の承認欲求を満たせなくなるからです。
 
 
 
 
僕の身近にも話の長い人がいるのですが、
LINEでメッセージを送ると必ず電話をかけてきます。
 
 
 
それは、質問に対して自分の考えを
論理的に話したいからです笑
 
 
 
さすがにもうこりごりになってきましたので、
これからは距離をおくことにしました。
 
 
 
僕はコミュニケーションの9割以上は
LINEなどのメッセンジャーか
メールで済ませます。
 
 
 
その方がエビデンスが残りますし、
何よりお互いが最適なタイミングで
コミュニケーションをとれるからです。
 
 
 
電話というのは緊急時でもないかぎり
お互いのタイミングを一致させなければならず、
他のコミュニケーションツールが発達した現代では
あまり優先的には使われていません。
 
 
 
相手の時間を奪ってしまうからですね。
 
 
 
しかし、話の長い人は
そんなことはお構いなしです笑
 
 
 
相手の都合よりも
「自分の話を聞いてくれ」
という自我が強いために
そうなってしまうわけです。
 
 
 
相手の時間を尊重できない人というのは
当然に周りから嫌われてしまいます。
 
 
 
少しでも相手を尊重できる気持ちがあれば
相手の話も聞こうと考えるはずですし、
無駄に相手の時間を奪おうとは思わないわけです。
 
 
 
ですので、
もしあなたの身近にも話の長い人がいるなら
そっと距離をおくことをオススメします。
 
 
 
あなたのことを尊重してくれない人のために
あなたの貴重な時間を使う必要はないからです。
 
 
 
その代わりに、あなたの時間を尊重してくれて
有益な関係性を保ってくれる人のためには
最大限の敬意を払って相手を尊重してあげるといいですね。
 
 
 
そういう人こそ、良好な関係を築ける
最高の仲間だといえるでしょう。