人生を豊かにする2つの資産

資産には、「金融資産」と「知的資産」という2つの資産があります。
 
 
 
金融資産とは、
貯金などの現金のほかに、
株式や国債、不動産などの換金性のある資産のことです。
 
 
 
対して、知的資産とは
知識やスキル、経験など人生で身につけてきた能力や実績のことを指します。
 
 
 
 
金融資産を有形資産、
知的資産を無形資産と呼んだりもします。
 
 
 
お金や不動産のように
形として目に見える資産もあれば、
スキルや経験などのように
形として目には見えない資産もあるわけですね。
 
 
 
そして、
多くの人が金融資産(有形資産)のことばかりを考えて日々を過ごしています。
 
 
 
例えば会社で働いているのは、
多くの人の場合「給料」をもらうためで、
目的は金融資産なわけですが、
 
 
 
この会社で経験を積んで
「会社の外に出ても通用するスキルを手に入れる」
というように、知的資産にフォーカスしている人は少ないわけです。
 
 
 
で、
人生を豊かにするのに重要なのは、
実は知的資産だったりします。
 
 
 
お金のような金融資産があれば
豊かになれそうですが、
そのお金を持ち続けるためには知的資産が必要です。
 
 
 
お金は使えば無くなりますし、
誰かに盗まれたりする可能性もあります。
 
 
 
「お金を盗まれることなんてそうそうない」
 
 
と思うかもしれませんが、当然ですが
世の中には盗まれた事例もたくさんありますし、
お金をたくさん持っている人にはかなり高い確率で怪しい人や悪い人が近づいてきます。
 
 
 
盗まれないように銀行口座に
大切に置いておくにしても、
 
 
 
お金は人生を豊かにするために使うものなので、
人生でお金を使わずに置いておくだけなら
あまり持っている意味もないわけです。
 
 
 
お金はあの世には持っていけないんですよね。
 
 
 
 
で、
なぜ知的資産が重要なのかというと、
知的資産は無くなることがありませんし、
誰かに盗まれるというともありません。

 

そして、
知的資産を持っていれば持っているほど、
また新たにお金を稼ぐこともできるわけです。

 

・どうやって収入を増やすか
・どうすれば稼げるのか
・稼いだお金をさらに増やすにはどうすべきか

 

こういう知識やスキルは、
あなたの頭の中だったり、
体に感覚として持っているものですので、
誰にも盗まれることはありません。

 

誰もあなたの頭の中から
知識やスキルを奪うことはできないわけです。

 

万が一、
貯金(金融資産)がゼロになったとしても、
知的資産を持っていればまた稼ぐことができるので、
安心して毎日を過ごすことができます。

 

 

知的資産には、
人脈のような人との繋がりも含まれます。

 

あなたが誠実な人間であるならば、
あなたが困っている時には必ず助けてくれる人が現れます。

 

そこからまた這い上がることを
助けてくれる人がいるというのも、
立派な知的資産です。
 
 
 
お金に換えられない価値がそこにはあります。

 

新しいことを始めてみる
本を読んでみる
興味のある分野を学んでみる
給料をもらって貯金をするだけでなく、
その貯金を使って投資をしてみる

 

小さく行動を始めるだけでも、
知的資産を得ることができます。

 

繰り返しですが、
金融資産は使えば無くなりますが、
知的資産は無くなることはなく、
積み上がっていきます。

 

そして積み上がった知的資産は、
誰にも奪うことはできません。

 

金融資産を手に入れるための行動も大切なのですが、
知的資産を積み上げていくことも忘れずに行っていきましょう。

 

金融資産と知的資産。
これが人生を豊かにする2つの資産です。